油圧制御分野で高い技術力を持つ油研工業では、用途や条件に応じた多様な流量調整弁を展開。本ページでは、それぞれの構造や仕様、特長を整理し、導入検討の参考となる情報を解説します。
FG/FCGシリーズは、圧力および温度補償機能を備えたフローコントロールバルブで、油圧回路内の条件変化に左右されず一定の流量を維持します。これにより、アクチュエータの速度制御を安定的かつ精密に行うことが可能です。
さらに、一部モデルでは100mL/minといった微少流量の制御にも対応しており、試験装置や高精度な油圧システムなど、再現性が求められる環境で高い性能を発揮します。
| 対象流体 | 石油系作動油、水・グリコール系作動油 |
|---|---|
| 流量範囲 | ~500L/min |
| 使用圧力範囲 | 21MPa |
| 操作方式 | 手動(ハンドル操作) |
| 主な用途や業界 | 油圧回路における流量制御 |
FHG/FHCGシリーズは、圧力および温度補償機能を備えたフローコントロールバルブで、作動油の圧力や温度が変化しても設定流量を一定に保ちます。流量制御弁とチェック弁(FHCG)を組み合わせた構造により、パイロット圧による高精度な流量制御を実現。
油圧回路の安定化とアクチュエータの速度精密制御に寄与します。用途やシステム条件に応じて幅広く選択できる点も特徴で、産業機械や試験装置など、安定動作が求められる環境で力を発揮します。
| 対象流体 | 一般鉱物性作動油 |
|---|---|
| 流量範囲 | 0.05L/min~500L/min |
| 使用圧力範囲 | 21MPa |
| 操作方式 | パイロット操作式 |
| 主な用途や業界 | 産業機械向け |
直動式のリリーフバルブで、油圧回路内の圧力を一定に保つ役割を担います。設定圧を超えると作動油をタンクに戻し、過剰な圧力上昇を防止。フローコントロールバルブのように流量を調整するのではなく、システム全体の圧力安定化を目的としています。
構造がシンプルなため、小容量の油圧装置での圧力制御や、パイロット操作形リリーフバルブのパイロット弁として使用されることも。SRCシリーズではチェック弁を内蔵し、入口側から出口側への逆流を許容する仕様となっています。
| 対象流体 | 石油系作動油、水・グリコール系作動油 |
|---|---|
| 流量範囲 | ~250L/min |
| 使用圧力範囲 | 21MPa |
| 操作方式 | 圧力調整ハンドル(手動) |
| 主な用途や業界 | 油圧回路の圧力制御 |
油研工業は、長年にわたり油圧技術の分野で高い専門性を培ってきたメーカーです。信頼性と性能を重視した製品は、国内外の多様な産業機械で採用。省エネルギー化や低騒音化など、環境負荷の低減に向けた開発を継続的に進めており、顧客の課題に応じた技術の提案を行っています。
また、日本をはじめ欧州・アジア・北米に生産・販売拠点を展開し、安定した供給体制を構築。油圧システムやユニットの設計・製作にも対応し、単なる部品提供にとどまらないトータルソリューションで支持を得ています。
油研工業のフローコントロールバルブ(FG/FCG/FHG/FHCGシリーズ)は、油圧回路の安定制御を実現する製品群です。圧力や温度の変化による流量のばらつきを抑え、常に設定値を維持することで、生産ラインの精度と稼働効率を支えます。
また、SR/SRCシリーズのリリーフバルブは、システム内の圧力を一定に保つことで過負荷を防止し、回路全体の安全性向上に貢献。これらの製品は、油圧条件や油温が変動しやすい環境でもアクチュエータの動作を安定させたい工場に向いています。
本サイトでは、流体・粉体など制御対象の性質によって、求められるバルブ構造や材質が大きく異なる点に着目し、物質ごとに適したフローコントロールバルブを紹介しています。
流量の安定性やメンテナンス性を確保するには、対象物の特性に応じた選定が欠かせません。用途に応じた最適な製品を検討されている方は、ぜひ関連ページもご覧ください。
| 会社名 | 油研工業株式会社 |
|---|---|
| 電話番号 | 0467-77-2111(代表) |
| 公式HP | https://www.yuken.co.jp/ |