液体やガスの流量を精密に制御するグローブバルブについて、その構造的な特徴や動作原理を整理しながら、主要製品の強みや仕様を紹介。あわせて、どのような業種や工程で活用されているのか、導入の参考となる使用シーンも解説します。
グローブバルブは、ステムの回転によってディスク(またはプラグ)が上下し、シートとの間で流体の流れを制御する構造の制御弁です。閉位置ではディスクがシートに密着して流体を遮断し、開位置ではシートから離れて流体が流れる仕組みになっています。
ディスクとシートの間隔を調整することで精密な流量制御が可能で、圧力均一化機構により高圧下でもスムーズな動作を実現。そのため、水供給、蒸気、石油・ガス、HVAC、化学、発電、製紙、船舶など、幅広い分野で採用されています。
グローブバルブは、高精度な流量制御が求められるラインで特に効果を発揮する製品です。ここでは、採用の多い業種や導入に適した使用環境の特徴を整理します。
原料や薬液など、微妙な流量調整が求められる工程に適しており、化学・製薬分野で多く採用されています。特に、腐食性流体にも対応できるステンレス製やPTFE製のグローブバルブが選ばれる傾向にあります。
ボイラーや蒸気ラインなど、高温・高圧の流体制御が求められる環境に強く、発電設備やプラント関連企業での採用が多く見られます。開閉だけでなく、流量を段階的に調整できる点も評価の高い理由の一つです。
蒸気・温水・油などの流量制御ラインに適しており、反応槽や加熱槽、混合槽などへの供給量を精密に管理可能です。圧力や温度変動があるラインでも安定した制御ができ、調整弁としても広く利用されています。
液体を扱う工程では、圧力や温度が一定でない場合も多く、流量を安定させるためには精密な制御が欠かせません。グローブバルブは、ディスクとシートの間隔を細かく調整することで、連続的に流れる液体や気体を滑らかに制御できます。
開閉だけでなく微調整ができるため、蒸気や温水ラインなど、安定した供給が求められる設備にも適しているでしょう。
さらに、高い遮断性能により漏れを防ぎ、運転中の安全性も確保。既存ラインで制御の安定化を図りたい場合、グローブバルブは検討に値する選択肢といえます。
本サイトでは、制御する物質別に選ぶフローコントロールバルブ3選を掲載しているため、自社工場に適切な製品を検討する際の参考としてご活用ください。
本サイトで掲載している企業が提供するグローブ式バルブの中から、主な製品の特長や性能、提供企業の基本情報を一覧で紹介。掲載内容は随時更新しており、新たに確認された製品についても順次追加を予定しています。
グリッティ/スティッキーな流体混入に対する高い耐性と、自己排水構造を備えた設計です。洗浄や分解が容易でメンテナンス性に優れ、高圧環境でも安定した動作を実現。さらに、軽量かつコンパクトな構造により、優れたスロットル性能を低コストで発揮できる点も特徴です。
| 対象流体 | 液体、ガス |
|---|---|
| 流量範囲 | 公式HPに記載なし |
| 使用圧力範囲 | 公式HPに記載なし |
| 操作方式 | エア駆動方式 |
| 主な用途や業界 | 石油・ガス生産業界 |
| 会社名 | エマソンバルブアンドコントロールジャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館17F |
| 電話番号 | 03-4572-6800 |
| 公式URL | https://www.emerson.co.jp/ja-jp/ |