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チョークバルブ(フローコントロールバルブ)製品一覧

目次

粉体ラインで流量が安定しない、あるいは詰まりや噛み込みに悩まれている担当者向けに、粉体制御に適したチョークバルブの特徴と主要製品を整理しました。複数メーカーの手動式チョークバルブを一覧で比較し、構造や性能の違いを明確にしています。

チョークバルブ3製品を
徹底比較

粉体を制御するチョークバルブの中でも、特に手動式に絞って主要メーカーの製品を比較しています。
メーカーによって構造や性能、対応できる粉体の種類が異なるため、それぞれの特長を把握することで、自社ラインに適切な製品選定の判断材料となります。

フローコントロールバルブ
OFV

プランナー

プランナー公式HP
引用元:プランナー公式HP
(https://www.planner-web.jp/product/906/)

開口径100A~200A
(3サイズ展開)

重量150Aタイプで約4.6㎏

本体材質

  • 上下リング:SUS304またはSUS316L
  • 内部上下摺動リング:
    超高分子量ポリエチレン

クロス材質

ナイロン(縫製糸もナイロン製)

バルブ接続方式ヘルール・フランジ等

ポジティブリスト対応可否

特徴

  • シンプルな構造のため分解時間は約1分、組み立て時間は約5分で完了
  • ハンドルを動かす際、金属部品の接触がないため、スラッジ発生を抑制できる

MFV型
手動式チョークバルブ

ミツミ技研

MAV-500A型チョークバルブ
引用元:ミツミ技研公式HP(http://www.mitsumi-tec.co.jp/products/funryutaikiki/chokevalve.html)

開口径80A~600A
(9サイズ展開)

重量アルミニウム製:2.3kg~49.0kg
ステンレス製:6.0㎏~120.0kg

本体材質

  • アルミニウム製:ケーシング:AC7A ほか
  • ステンレス製:ケーシング:SCS13・SUS304 ほか

クロス材質

オリジナルクロス各種、ポリエステル、ナイロン、PTFE、合成樹脂など

バルブ接続方式-

ポジティブリスト対応可否-

特徴

  • 豊富なサイズ展開のため、既成品から自社にあうものを選べる
  • 扱う粉体や環境に合わせてスリーブ材質を自由に選べる

手動式フローコントロール
バルブ FV形

シンフォニアテクノロジー

手動式フローコントロールバルブ FV形
引用元:シンフォニアテクノロジー公式HP(https://www.sinfo-t.jp/vibrating/compact/flow/)

開口径約80A~300A(※1)
(5サイズ展開)

重量アルミニウム製:1.2kg~8.0kg
ステンレス製:2.2kg~13kg

本体材質

  • アルミニウム製
  • ステンレス製

クロス材質

アクリルコートナイロンタフタ

バルブ接続方式-

ポジティブリスト対応可否-

特徴

  • 軽量製品も揃えているため作業性が高い
  • 納入後1年間の製品保証有(※2)

※1:カタログにはスリーブ全開口径(mm)で表現されています。上記の表では呼び径(A)で統一しておりますが、実際には100 mm・150 mm・204 mm・254 mm・305 mmの開口径となっております。

※2:スリーブ等消耗品、 取扱説明書に基づかない使用方法による損傷は対象外

チョークバルブ3製品を
詳しく解説

ピックアップしたチョークバルブ3製品について、特徴や仕様、メーカー情報をまとめています。

フローコントロールバルブ 
OFV150-03(プランナー)

プランナー公式HP
引用元:プランナー公式HP
https://www.planner-web.jp/product/906/

短時間で分解洗浄を実現した、
衛生管理に優れたバルブ

シンプルな構造で分解・洗浄が容易なフローコントロールバルブです。スプリングや紐(ロープ)を使用しない設計により、短時間での洗浄・再組立てが可能で、作業効率を高めます。主要部材にはステンレス・樹脂・ナイロンを採用し、金属摩耗による異物発生を防止。

部品点数が少なく扱いやすいため、誰でも確実にメンテナンスでき、頻繁な洗浄が求められる食品・化粧品・医薬品製造ラインに適しています。衛生性と作業効率を両立した、粉体制御向けの実用的なチョークバルブです。

フローコントロールバルブの
製品仕様

開口径100A~200A
(3サイズ展開)
重量150Aタイプで約4.6kg
本体材質上下リング:SUS304またはSUS316L
内部上下摺動リング:超高分子量ポリエチレン
クロス材質ナイロン(縫製糸もナイロン製)
バルブ
接続方式
ヘルール・フランジ等

フローコントロールバルブ 
OFV150-03を販売するメーカー情報

医薬・化粧品分野の工程を
熟知した機械設備メーカー

プランナーは、医薬品・化粧品・健康食品分野に特化した機械設備メーカー/専門商社です。各業界の工程設計や衛生基準、バリデーション要件に精通しており、装置の設計から製造・改造・据付まで一貫対応できます。

「現場主義」を掲げ、製造ラインで求められる使い勝手や清掃性への理解が深く、現場課題を踏まえた提案と確かな技術力で、最適化されたソリューションを提供しています。

所在地富山県富山市二口町2-1-11
電話番号076-495-9277
公式URLhttps://www.planner-web.jp
設立年月日1997年4月

MFV型手動式チョークバルブ
(ミツミ技研)

MFV型手動式チョークバルブ
引用元:ミツミ技研公式HP
http://www.mitsumi-tec.co.jp/products/funryutaikiki/chokevalve.html

多様なサイズとスリーブ材質で、
幅広い粉体ラインに適応するバルブ

開口径サイズを80Aから600Aまで幅広く展開しており、配管径や装置構成に合わせた柔軟な選定が可能です。スリーブ(弁体)には、天然ゴム・ウレタン・フッ素ゴムなど複数の材質が用意されており、粉体の性状や温度、摩耗・付着の程度に応じて適切なものを選択できます。

これにより、硬質粉体から高粘度・腐食性物質まで幅広い流体条件に対応。長寿命かつ安定した流量制御を実現し、設備適合性とメンテナンス性に優れた汎用性の高いバルブです。

フローコントロールバルブの
製品仕様

開口径80A~600A
(9サイズ展開)
重量アルミニウム製:2.3kg~49.0kg
ステンレス製:6.0㎏~120.0kg
本体材質▼アルミニウム製
ケーシング:AC7A
チョークリング:SUS304またはSS400
ハンドル:A6063・SS400・SUS304
ストッパー:樹脂
アーム:SS400またはSUS304
オープナー:SUS304
チョークロープ:超高分子量ポリエチレン・ナイロン・テトロン他
▼ステンレス製
ケーシング:SCS13・SUS304
チョークリング・ハンドル・ストッパー・アーム・オープナー:SUS304
チョークロープ:超高分子量ポリエチレン・ナイロン・テトロン他その他SUS304
クロス材質オリジナルクロス各種、ポリエステル、ナイロン、PTFE、合成樹脂など
バルブ
接続方式
記載無し

MFV型手動式チョークバルブを
販売するメーカー情報

粉体処理分野で培った
技術力を活かす設備メーカー

ミツミ技研は、粉体ハンドリング機器の専門メーカーとして、チョークバルブやピンチバルブをはじめ、空気輸送設備の設計・製造を手がけています。千葉県流山市を拠点に、創業以来「独創的な製品づくり」を理念とし、粉粒体処理機器の開発に注力。業界特有の課題に対して、設計から製造・供給まで一貫して対応できる技術基盤を有しています。

所在地千葉県流山市おおたかの森東1-10-3
電話番号04-7152-8111
公式URLhttp://www.mitsumi-tec.co.jp/index.html
設立年月日1974年7月

手動式フローコントロールバルブ 
FV形(シンフォニアテクノロジー)

手動式フローコントロールバルブ FV形 MFV形
引用元:シンフォニアテクノロジー公式HP
https://www.sinfo-t.jp/vibrating/compact/flow/

軽量設計で、作業者と設備双方の
負担を軽減するバルブ

アルミやステンレスを採用した軽量設計により、作業者と設備の双方にかかる負担を低減します。分解・洗浄・再組立て時の持ち運びや取り付けも容易で、日常のメンテナンス作業を効率化。さらに、軽量化によって設備稼働時の可動負荷が抑えられ、振動や摩耗を軽減することで装置の耐久性向上にも貢献します。

操作性と衛生性を兼ね備えた構造で、定期的な洗浄が求められる粉体ラインでも安定した使用が可能な、実用性の高いバルブです。

フローコントロールバルブの
製品仕様

開口径約80A~300A(※)
(5サイズ展開)
重量アルミニウム製:1.2kg~8.0kg
ステンレス製:2.2kg~13kg
本体材質アルミニウム製
ステンレス製
クロス材質アクリルコートナイロンタフタ
バルブ
接続方式
-

※:カタログにはスリーブ全開口径(mm)で表現されています。上記の表では呼び径(A)で統一しておりますが、実際には100 mm・150 mm・204 mm・254 mm・305 mmの開口径となっております。

手動式フローコントロールバルブ
FV形を販売するメーカー情報

幅広い産業分野に対応する
総合機器メーカー

シンフォニアテクノロジーは、半導体、FA/自動化、脱炭素・電動化、社会インフラなど、多様な産業分野に製品を展開する総合産業機器メーカーです。長年にわたり培ったモーション制御技術を基盤とし、振動機やパーツフィーダなどの精密装置を自社開発。これらの技術を応用することで、流体制御装置にも高い精度と信頼性を実現しています。

所在地東京都港区芝大門1-1-30 芝タワー
電話番号公式HPに記載なし
公式URLhttps://www.sinfo-t.jp
設立年月日1949年8月

チョークバルブの基本構造と
選定の考え方

チョークバルブは、スリーブ状の弁体(バルブ部材)を外側からロープやクランプで締め付けたり緩めたりして、流量を可変制御する構造のバルブです。粉体特有の課題である詰まりや噛み込みを防ぎつつ、ハンドル操作でスリーブを絞り、排出量を微調整できるタイプもあります。

シンプルな構造でメンテナンス性に優れ、粉体輸送ラインをはじめ、食品・化学・医薬など、衛生性や安定した流量制御が求められる生産現場で幅広く採用されているバルブです。

チョークバルブが適している
業界・シーン

チョークバルブは、粉体ラインで発生しやすい「詰まり」「噛み込み」「流量のばらつき」といった課題に強みを発揮。製薬、健康食品、食品、化粧品、化学、電子材料など、粉体を扱う多くの業界で導入が進んでおり、安定した搬送と衛生的な運用を両立できる点が評価されています。

たとえば、製薬や健康食品の整粒・充填工程では、粉だまりを防ぎながら定量排出を維持。食品・化粧品ラインでは頻繁な洗浄作業を短縮し、衛生管理の効率化が可能です。また、化学・電子材料分野では、粒径の異なる原料でも均一な流量制御を実現し、工程の再現性を高めます。

このように、詰まりにくく清掃が容易な構造を備えたチョークバルブは、生産効率と品質安定を同時に求める現場で真価を発揮するバルブです。